食べ過ぎ予防には胃に「ペースメーカー」
イントラペース社 の開発した
abilitiシステムは、外科手術でペースメーカーを装着した人の食べ物や飲み物の摂取状況を監視します。
微弱電流を胃に流すことで満腹中枢を刺激して、早めに満腹感を得ることで結果的に食べる量を少なくしてくれます。
このシステムは、胃をコントロールして食欲を抑制できるだけでなく、食事量や運動量も計測して、主治医に送信したり、abiliti のオンラインコミュニティーに記録することが出来ます。
65人の患者での臨床試験の結果、1年の装着では被験者のほとんどが20%の減量に成功したとのことです。
EUで今月、販売許可を受けたこのペースメーカー、費用は手術費用と合わせて2万4040ドル(200万円)だそうです。
他の胃の手術に比べると簡単で、たとえ食べ過ぎたとしても物理的な胃のサイズは変わっていないので苦しくなったり、気分が悪くなったりすることがないメリットがあります。
2014年にはアメリカでも販売開始されるとのこと。
費用はかかりますが、ダイエットがライフワーク化してる人は潔く、こういう手段をとっても良いかもしれませんね。
■ Obesity Shocker: Pacemaker Zaps Stomach Internally to Prevent Overindulging - FAST COMPANY
■ 医探 ITAN MedSearching
■ IntraPace Receives CE Mark Certification
for the abiliti® System for the Treatment of Obesity
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