甘いものへの欲求を抑える方法が明らかに!?

Nike Man2

2011年03月29日 23:41

 こんばんは、Nike Man です。
 雑誌を買うためにコンビニへ立ち寄ったはずが、必要のないチョコなどの菓子類まで購入してしまうこと、皆さんも経験があるのでは? ついつい買ってしまったそのお菓子、あなたの身体は本当に必要としているのでしょうか。


 3月8日付けの英「デイリーメール」電子版によれば、研究者らが人間の舌にある甘い物を認識する器官を発見したことを伝えています。この発見により、甘い物への欲求を抑える薬の開発が将来的には可能になるかもしれないということです。

 米・ペンシルベニア州の都市フィラデルフィアにあるモネル・ケミカル・センシズ・センター の研究によれば、舌が甘さを認識する 味蕾(みらい)には、今まではひとつしかないと思われていた甘さを感じる受容器官が、実は3つあったことを発見したといいます。

 この甘味受容体は、腸(ちょう)や膵臓(すいぞう)にもあることが知られています。

 舌にある「KATP」と呼ばれる甘味受容体は、甘いものに対する欲求を調整できる可能性があるとしています。



 研究が進めば、ケーキやアイスクリームを食べた後には甘いものへの欲求を低下させたり、身体が砂糖を要求していると判断したときには欲求を高めることなどもできるようになるかもしれないとのこと。

米国アカデミー紀要PNAS)」ではマウスを使った実験の研究結果が報告されています。

 甘いものへの欲求を抑制する薬が開発されれば、糖尿病や肥満の予防につながるかもしれません。
ダイエットの成功率も高くなるかも……!?




■ A cure for a sweet tooth comes a step closer as scientists find a way to stop cravings-Mail Online
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