ゴミを売って数倍まる儲けしているという話題

Nike Man2

2011年08月06日 10:00

 おはようございます、Nike Man です。
 長い台風で、つまらないと感じているアナタへ、少々おもしろい話題を今日もお届けしたいと思いますよ~。
 ニューヨークで路上のゴミをアートにしたモノが結構話題を呼んでいるそうです。しかもそれが、結構な儲けになっているとのこと。
 ゴミアートは、路上のゴミを拾って透明の箱(キューブ)に詰めた作品であり、一般に販売もされています。
 販売は、10年前に10ドル(約800円)で開始されましたが、現在その価格は、
5倍から10倍にも跳ね上っている
そうです。
 さらに作品は海を渡り、日本を含め海外でも広く取引されているとのこと。

 この作品を手がけているのはニューヨークのアーティスト、ジャスティン・ジグナック氏。
  同氏はいつも「どんな製品でも洒落たデザインのパッケージに入れれば売れるのでは?」と、友人とともに思っていたそうです。



 そしてふと、タイムズスクエアに散乱したゴミに目を留めたのだそうです……。
 ゴミをアートにするというアイデアはあまりにも奇抜だったため、最初は賭けでしかなかったそうなんですが、しかし、それが今となっては、結構儲かるビジネスになってしまったそうなんです。

 ちなみに、同じアートのなかで最も高値がついているのは、「オバマ大統領の就任式典時に国会議事堂周辺に落ちていたゴミ」、と「NYヤンキースが優勝したときのパレード時のゴミ(紙吹雪いり)」の2点だそうです。
 放り出された文化の一コマを、タイムカプセルのごとく箱に詰めて所有することに、どうやら価値が見出いだされたらしいです。


 同氏がどのようにしてアートを制作しているか(拾っているか)は、明確ではありませんが、 少なくとも作品は無臭、ゴミは厳選された上でキューブに収められているそうです。

 このアートの次のステップとしては、すべてのニューヨーク市民にキューブを送り、それぞれのゴミを詰めてもらうことでしょうか?

 

 いや、ニューヨークのみと言わずぜひ、日本にも展開してもらいたいところです。

 仮に、自分の部屋を掃除して出たゴミを、世界の何人かが買ってくれたら、それだけで家賃が払えるようになるかもしれませんよ!

 先にやったもんがちですから、沖縄の海岸のゴミなんか高値で取引されそうですよね?
ひとつ、アートとしてやってみてはどうでしょうか?



 シェイ・スタジアム(旧ニューヨーク・メッツのホーム球場)限定バージョン




 ヤンキース優勝パレード限定バージョン(紙吹雪入り)




 これがゴミアートの世界での販売実績マップだそうです






■ Justin Gignac's trash cube art!



■ NYC Garbage, Trashy Art In A Cube From New York City

■ Your trash is worth $100 overseas-BROKELYN
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