血流を阻害して脂肪細胞を破壊するダイエット薬

Nike Man2

2011年12月17日 22:30

 こんばんは、Nike Man です。

 テキサス大学の研究者が、従来の脂肪燃焼や食欲抑制といった方法ではなく、脂肪細胞を攻撃、破壊する肥満治療薬を開発しました。
 新たに開発された肥満治療薬は体内で脂肪組織への血流を追跡、脂肪組織にたどり着くと、脂肪細胞に吸収されます。

 吸収された肥満治療薬は、脂肪細胞が取り込む血液細胞を破壊するペプチドを分泌して脂肪細胞を「破壊」します。
運動不足と暴飲暴食によって肥満になったアカゲザルを使った実験では、なんと11%もの体重減少の効果を発揮しました。マウスでは既に成功を収めていたのですが、今回、霊長類のアカゲザルでも成功したことは非常に意義があります。こうした治療薬、マウスでは成功しても霊長類には効果がなかったりするんだそうです。


■ Drug That Targets Blood Flow to Fat Cells Is Shown to Slim Down Obese Monkeys
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