スイカは常温で保存した方が栄養価が高まる!?

Nike Man2

2012年07月19日 19:32

 こんばんは、Nike Man です。

 最近暑さが続いて、頭がおかしくなりそうです。皆様いかがお過ごしでしょうか?
そんな、暑さをしのいでくれる食べ物の一つにスイカがあります。
 皆様も、スーパーで買う機会が増えてきたのではないでしょうか?
 その、スイカの保存方法についてのアメリカの研究をご紹介します。

 アメリカ農務省の研究によりますと、スイカは常温で食べた方が栄養価が高いという結果が出たそうなんです。冷やしてしまうと、常温保存と比べ、その栄養価がグッと下がってしまうとのこと。
 冷えたスイカのほうが、暑いときはものスゴクおいしいと思うんですけどねぇ~。
 スイカは、ただ甘いだけで、さほど栄養もなさそうなんですが、スイカには、ベータカロチン、リコピンなど天然の抗酸化物質が豊富に含まれているそうです。

 特に、スイカに含まれるリコピンは、トマトと並んで豊富。これらはガンの予防や、美肌、ダイエットに効果があるとされています。

 アメリカ農務省が行った実験では、収穫したスイカを「21度(エアコン使用時の室温を想定)」「13度」「5度(冷蔵庫の温度を想定)」の温度で14日間保存。その後、栄養価を測りました。
 その結果によりますと、21度で保存したスイカは5度で保存したものに比べ、リコピンが最大で40パーセント、ベータカロテンに至っては139パーセントも多かったそうです。なお、13度のものについては目に見える変化はなかったとのこと。


 また、保存期間についても意外なことがわかっています。完熟したスイカの場合、5度で保存すると1週間前後で変質し始めたのに対し、13度の場合は2~3週間保存できるとのことです。

 スイカを栽培している人によりますと、確かに収穫してから何日か常温で置いておくと甘くなるとのこと。冷やすと、スイカの成熟が止まるということは一部では知られていましたが、それが科学的に証明されたということでしょう。

 なお、最大で「3週間」も放置していいかどうかは、環境やスイカの収穫されたときの熟れ具合にもより、一概にこの通りにすればいとは限りません。食中毒には十分注意しなければなりません、ひとつ覚えておいていい豆知識だと言えます。 


■ 常温西瓜较营养(图) - 看中國

■ スイカは常温で保存した方が栄養価が高まるという研究結果 - excite. ニュース
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