ビックマックをこれまで2万5000個食べた男性の話題
ウィスコンシン州のフォンデュラックに住むドン・ゴースク(54)さんは、誰もが驚く記録を持っています。それは、現在までに23,000個以上のビッグマックを食べているというものなんです。
ゴースクさんは1972年5月17日に初めてマクドナルドを訪れました。そしてそれからずっとビッグマックを食べ続けています。ゴースクさんの毎日の食事の90%以上はビッグマックとのこと。
なぜ、そんなにもビッグマックばかりを食べ続けるんでしょうか?
それはゴースクさんが強迫性障害を患っているからなんです。
強迫性障害とは、簡単に言えば本人の意思とは無関係に何かをしていないと不安や不快感を生じる障害です。その不安や不快感をなくすため、通常では考えられない行為を繰り返すようになります。
ゴースクさんは、車のトランクに食べ終えたビッグマックの空箱が積み上がっていくことに心を奪われたとのこと。
ゴースクさんは、「(食べたビッグマックが)もしビッグマックでなかったとしても、違いがわからなかっただろう」と語りました。 ゴースクさんは毎日ビッグマックを食べ続け、食べたものを全てノートに記録していました。最近はピザも食べるようになったが「(ピザとビッグマックは)違った」と話していました。
彼は身長180センチ81キロで、好きなものばかり食べていても太らない証明だ、として、そのような考えは「固定観念である」と話しました。
実際にマクドナルドの弁護人は、ファストフードばかり食べていても、痩せている人も居るとして、(太った原因はファストフードのせいだとする)裁判の証拠としました。
ゴースクさんは2008年8月17日に、累計23,000個目となるビッグマックを口にしました。初めて食べた日からざっと13,241日。1日に約1.7個のビッグマックを食べている計算です。ゴースクさんがビッグマックを食べなかった日は、息子の健康を心配する母親が亡くなった日だけです。その日だけはゴースクさんは母親の意思を尊重しました。
矯正機関の職員の話では、ゴースクさんは人にビッグマック強迫観念について笑われても気にしないうえに、それどころかビッグマックに恋をしているそうです。
それにしても365日ビッグマックとは、うーん、考えられません。
■ Man eats 25,000th Big Mac !
■ ビッグマック2万5000個食べた米男性 39年間、毎日2食-産経ニュース
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