衛生の破片が民家に落下
クリスマスに、ロシアで通信衛星が民家に落下し、危機一髪逃げたというニュースがありました。
シベリアの村の宇宙飛行士通りの民家に通信衛星の破片が落下し、家にいたアンドレイ・クリヴォルコフ(Andrei Krivorukov)さんがタッチの差で命拾いしました!
落ちてきたのは、ロシアが民間・軍用に使っている通信衛星「メリディアン(子午線)」の残骸です。
モスクワ北500マイル(約800km)の
プレセツク宇宙基地から打ち上げのたった数分後に
ソユーズ2号の空中爆発が発生。
いくつかの破片がシベリア上空に飛散し、トボルスク市近郊から、遠くはノボシビルスク市から62マイル(約100km)郊外にまで落下したのですが、そのうち重量11ポンド(8.8kg)のチタンの球がクリヴォルコフさん家の屋根めがけて飛んできた、というわけですね。
球の落下場所には家主のクリヴォルコフさんがいたのですが、ちょうど球が落ちてくる数分前に庭に暖炉の薪をとりに立って九死に一生を得ました。やっぱりシベリアは寒いし、ちょくちょく外に出ないと、いつ
デブリが飛んでくるか分かりませんものね。町議会の決議で修理代は町が払ってくれることになりましたよ。
■ Russian Soyuz Cargo Spaceship Crashes After Launch - Dec. 23, 2011
■ 打ち上げ失敗衛星の破片、「宇宙飛行士通り」の民家直撃=ロシア-時事ドットコム
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