大型エビがアメリカの海を侵略? 1年で目撃情報10倍
こんばんは、Nike Man です。
昨日、巨大なカニの話題をお話ししましたが、今日はエビの話題です。
CNN によりますと、アジアに生息する大型エビ「
ウシエビ(ブラックタイガー)」の米国沿岸での目撃情報が急増しているそうです。
米地質調査所(USGS)と米海洋大気局(NOAA)によると、2011年の目撃情報は前年の10倍に上ったとのこと。
ウシエビは本来、アジアやオーストラリアの沿岸に生息するクルマエビ科の大型エビで、成体の体長は約33センチにもなります。米ノースカロライナ州からテキサス州にかけての沿岸で、このエビの目撃情報が相次いでいるとのこと。
このままでは米国固有種の生息地が脅かされたり、餌にされたりする恐れもあるとみて、USGSなどはウシエビの生態や生息状況について調査するプロジェクトを開始しました。
ウシエビの遺伝子などを調べ、大西洋とメキシコ湾に生息する米国固有種に対して及ぼす経済的、生態学的影響を調べています。
米国では、1998年にサウスカロライナ州の水産施設から手違いでウシエビ約2000匹が放流された経緯があります。その後、3カ月の間に同州など3州の沿岸で300匹が回収されましたが、現在の生息数は不明とのこと。
ウシエビが米国の沿岸で繁殖しているのか、それとも潮流などに乗って漂着しているのかも分かっていません。
NOAAの専門家は「ウシエビは、繊細な海の生態系を変えてしまいかねない新たな侵略者になる可能性がある」と危機感を募らせています。
ボクなんかは、食べることしか考えていないので、沖縄にも沢山いたらなぁ~と考えちゃったりしました。
■ アジアの大型エビが米沿岸を侵略? 1年で目撃情報10倍
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