未来の住宅はこうなる!? 「地下シェルターになる家」
こんばんは、Nike Man です。
予期せず起こる自然災害。それはこれまで、「避けられぬ危機」だったかもしれません。しかしこのたび、そんな急事に対応できる、実に画期的な住宅案が発表されました。海外サイト『evolo.us』によると、『Tornado Proof House』という名の超未来的ビジュアルを持つこの家、なんといざというとき「地下シェルター」になるそうです。
『Tornado Proof House』は、元々アメリカ各地で多発している竜巻への対策として構想された家。世界中にオフィスを持つ建築デザイン会社『10 Design』に所属する香港の住宅デザイナー、テッド・ギブンス氏によって発案されました。
普段は地上にあるのですが、油圧式のレバーが完備されているので、いざというとき家を上下させることができる、こちらの住宅。
災害が発生した際にこのレバーをひけば、家が丸ごと地下に収納される上、外壁強度も外からの刺激に応じて自動的に強化されるので、雨風はもちろんのこと、竜巻などの非常時にも対応することができるってわけ。
それは、まるでSFの世界そのものです。
ギブンス氏によりますと、竜巻の多い地域すべてこの住宅にしてしまえば、コミュニティー自体丸々地下に収納することも可能なのだとか。
彼らは現在、この案をより具体化するため、様々な調査を進めているところなのだそうです。
それにしてもこの家、機能もさることながら、デザインもなかなか魅力的。横から見るとまるで巨大ロボットや宇宙船のコックピットの中にいるみたいじゃないですか?
そんなに遠くない未来、アメリカの草原にずらっと立ち並ぶ『Tornado Proof House』を見ることができるかもしれないなんて、なんだかワクワクしちゃいますね。
■ Tornado Proof House / 10 Design - evolo
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