中国で生きた豚を運ぶレースが開催される
こんばんは、Nike Man です。
世界には様々なレースがありますが、こちらの豚レースはあまりに斬新でユニークなレースです。なんと、豚を運ぶレースです。もちろん、ハムやソーセージなどの豚肉を運ぶわけではなく、正真正銘の生きた豚を運ぶというとんでもないレースなのです。しかも、その運び方がなかなか見ごたえがあり、運ばれている豚にしてみればトンでもないレースなのです。
こちらのレースは、中国の湖南省で行われる『第三回豚運びレース』と呼ばれ、過去に2回開催されています。生きた豚を2匹持ちあげ、およそ30メートルの距離をどれだけ早く運ぶという競技。運んでいる男も豚の重みにつらそうですが、運ばれている豚がどうもつらそうです。首が閉まって、息が出来ないほどのストレスが加わっているようですが、もちろん途中で死ぬなんてことは無いようなのでご安心を。
競技は、10のチームが参加し争うようですが、いったい何の目的でこのレースは開催されたのでしょうか。
実は中国は、世界的にも大きな豚肉市場で、多くの豚肉を輸出しています。その為の広告ではないかと言われていますが、案の定、豚では残酷すぎる、どうせやるなら車にしたらどうだという声もあがっているそうです。
車では、広告に繋がらないので結局のところ「豚」がいい!ということになりそうです。
百歩譲って、豚を使った広告だとしても、いったいこの広告を誰が見るのか、そして本当に訴求効果はあるのでしょうか。
いずれにしましても、このままであれば来年もこの豚運びレースは開催されるんでしょうね。
レース後の豚は、どうなるのかも気になります。
■ Carry Live Pigs in China 'Hercules' Race
■ Chinese Competitors Carry Live Pigs in 'Hercules' Race - M.I.C gadet
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