2012年10月22日
新時代自転車「バイシンプル」のデザインが素晴らしい


最近、通勤で自転車を利用する人が増えた気がします。なんといっても便利だし、体を動かして風を切る爽快感は自転車ならでは。ストリート系の若者、通勤に使うオフィス系の人、ツーリングを楽しむ人、そして日本の伝統ママチャリ族など、色んなスタイルを見ているだけでも楽しいですよね。

しかし、今回ご紹介するこの自転車は、駆動方式とデザインの双方がかなり斬新、かつクオリティーと実用性もかなり高そうな新感覚の自転車なのです。
まるで2つの輪っかを棒でつなげただけのような、ミニマルで美しいデザインがまず目につくこの『バイシンプル』は、名前がそのままコンセプトを表しています。そう、バイシクル(bicycle) + シンプル(simple)でバイシンプル(bicymple)。

この車輪に直付きのペダルを漕ぐスタイルは、「ダイレクト・ドライブ」と呼ばれ、じつは自転車が発明された19世紀半ばではこれが一般的でした。前輪が大きくてやけに車高が高い昔の自転車の写真、皆さんも見たことがありませんか? あれです。ただし当時はペダルが後輪ではなく前輪に付いていたため重心が掛けづらく、スピードも出ないという弱点が。その後チェーン駆動が発明され、操作性、スピード性が格段に向上。今の形に至っているそうです。

そして、もう一つ大胆な機能が! ハンドル側のフォーク(車輪とフレームを繋げている部分)が動くのは当たり前ですが、なんとオプションのロックを解除することで、後輪側のフォークも軸回転させることが可能なのです!

プロモーション動画を見ていただければお分かりのように、うねうねカニみたいな動きがでるこの機能、ちょっとテクニックが要りそうですが、狭い都会では役立ちそうな予感。
いかがでしたか? まだ実売段階には至っていないようですが、総合的に見てかなりポイントが高いんじゃないでしょうか。
デザイン・コンセプトがここまで分かりやすく現物に反映されているプロダクトもそうそう現れないものですよねー。最後のひとひねりも遊び心があって楽しい!
■ bicymple. the bicycle, simplified.
■ bicymple - bicymple.com
Posted by Nike Man2 at 22:10│Comments(0)
│おもしろグッズ