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2012年11月12日

ファストフードで肥満大国になったクウェート、減量手術も急増

ファストフードで肥満大国になったクウェート、減量手術も急増 こんばんは、Nike Man です。ニコニコ

 CNN ニュースによりますと、オイルマネーに潤う産油国クウェートで、ファストフードの食べ過ぎによる肥満問題が深刻化し、減量手術を受ける人が急増しているそうです。
 クウェートは世界有数の富裕国になると同時に、世界有数の肥満国になりました。世界保健機関(WHO)の統計によりますと、肥満または太り過ぎの人は、15歳以上の男性の約7割、女性では8割を超すとのこと。


ファストフードで肥満大国になったクウェート、減量手術も急増 クウェートで肥満が問題になった背景には、ライフスタイルの急激な変化が挙げられます。中でも大きな要因となっているのが米国から来たファストフードです。
 ファストフードは湾岸戦争の最中に米軍と共にやって来て、クウェートの食生活の中に定着しました。中には地元の人たちの旺盛な食欲を満たすため、さらに肥大化したメニューもあります。
 チーズバーガーを周囲のクラスト部分に配したチーズピザは、ファストフードで肥満大国になったクウェート、減量手術も急増 大手チェーン「ピザハット」の大人気メニューになりました。

 マラソン大会出場のため練習に励んでいるという女性(36)はこうした風潮について、「クウェートの人たちは、マクドナルドやバーガーキングを本格的な食事をとるための場所だと思っていて、ジャンクフードだとは思っていない」と話し、ファストフードを食べ過ぎれば健康にどんな影響が出るかを分かっていない人が多いと嘆いています。

ファストフードで肥満大国になったクウェート、減量手術も急増 ファストフードを定期的に食べて育った子どもたちの世代には、さらに深刻な影響が出るだろうと女性は危惧しています。8年前に肥満を克服したという男性も「ファストフードが体に良くないことを知らないまま育つ子どももいる」と危機感を募らせています。

ファストフードで肥満大国になったクウェート、減量手術も急増 マクドナルドは1994年にクウェートに1号店を開店、今では65店を展開しています。同店広報は「(マクドナルドは)外食市場の1つにすぎず、消費者のために幅広い選択肢を提供している」と強調します。
 肥満問題の悪化には、同国の気候も絡んでいます。日中の気温は50度を超すこともあるため、運動量は少なくなりがちで、自動車文化が浸透しています。
 さらに、人の集まりでは伝統的に食べることが重視され、遠慮は歓迎されません。「客があまり食べなければ、おいしくないという意思表示になり、招いた側のもてなし方が良くないとみなされる」(37歳男性)という。

ファストフードで肥満大国になったクウェート、減量手術も急増 こうした中で、マラソンに参加したりジムに通うといった新しい文化も一部に定着してきました。さらなる手段として、胃をホチキスでとめて小さくする手術の人気も急上昇。昨年は減量手術に携わる医師らが集まって、同国初の専門家会議が開かれました。

 経済誌ビジネスウィークによりますと、クウェートで肥満治療手術を受ける人は過去10年で10倍に増え、昨年1年間で少なくとも5000例に上っています。
ファストフードで肥満大国になったクウェート、減量手術も急増 人口で10倍以上のカナダでの実施例は3000例にとどまっています。

 しかし肥満を克服した男性は、肥満を恒久的に防ぐためには安直な手術ではなく、ジムで汗を流すしかないと指摘します。「日々運動に励むこと。時には何かを犠牲にしなければならない」と語りました。



■ ファストフードで肥満大国になったクウェート、減量手術も急増 - CNN.co.jp















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