Nike Man ～LL. Cool J のボディーを目指して～ Season2

　ミカエラ・スタッフォードさん（53歳）は、ある日突然、フードアレルギーにかかってしまいました。
　それ以来、彼女は乳製品、グルテン、小麦、砂糖、油、脂肪を含んだ製品を食べることができなくなってしまったそうです。これらを口にすると、苦しみのあまりに1週間寝込む羽目になってしまうとのこと。そのため彼女は、12年前から炊いた白米だけを口にしているそうです。


　その彼女は、「体が拒絶するものを、口に入れると、ベッドで寝込むことになります。
　私は時々、私にはこれらの症状と闘う力がもはやがなくなったように感じます。こんな辛い思いはもうしたくない。私の人生を返して欲しい。またカレーの味見がしてみたい。アイスクリームやデザートが恋しいです。何でもいいから味のするものが食べたい。ずっとお預けをされているようで辛いです」と、闘病の辛さについて語っています。

　最初に症状が現れたのは、1999年のことでした。乳製品を口にしたときに頭痛がするようになったそうです。それ以来、白米以外は摂ることのできない体になってしまったそうです。米以外を口に入れると、激しい偏頭痛と腹痛に見舞われるとのこと。
　彼女の症状に、医師も栄養士もお手上げの状態のようです。病気の原因については、いまだに解明されていません。


　現在、彼女は外出もままならないとのこと。レストランやカフェでの食事を楽しむことができず、コーヒーさえ飲めません。彼女が飲めるのはウイキョウのお茶と水だけです。脊柱側弯症を患っており、移動に車椅子を使わなければなりません。困難を極める生活を送っていますが、彼女の夫は希望を捨てていません。

　いつの日か、症状の原因が解明されることを願っています。彼女の症状が、少しでも快方に向かってくれることを願います。