2012年07月11日
50年も燃え続けている火災があるとか


アメリカ合衆国ペンシルベニア州セントラリアで、1962年に発生して以来、燃え続けている坑内(地下)火災があるそうです。
セントラリアは、連邦政府の退去勧告が出されて、ゴーストタウンと化しました。
セントラリアは、19世紀から良質な石炭(無煙炭)が採れる炭鉱の街として栄え、最盛期には約2,000人の住民が生活していました。

また、地下水が失われたことによって地盤沈下も引き起こされてしまい、セントラリアの住民は生活が困難になるという事態に。
火災の原因は明らかにされていませんが、1962年5月、集積所のごみを焼却したところ、地下の鉱脈に火が燃え移ったとされる説が有力です。

地盤沈下による道路の損壊などで、街の外部からの進入はほぼ遮断され、2002年には郵便番号(17927番)が抹消されました。
しかし、現在でもごくわずかの人がゴーストタウンと化したセントラリアに住み続けています。

火が燃え尽きるのには相当な時間を要すものと考えられ、鎮火するまでにかかる時間は100年とも200年ともいわれているそうです。
映画「サイレントヒル」のモデルともなっています。
■ "Footage from the real Silent Hill" Centralia, PA
■ The Real Silent Hill: Centralia, PA - October 2009
■ セントラリアの坑内火災 - Wikipedia
Posted by Nike Man2 at 18:35│Comments(0)
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